一览无余 (yì lǎn wú yú) — 一目で全てを把握する;全体像をはっきり見る

定義

一望のもとに全体を見渡せて、隠すものがないという意味の成語。遮るもののない広々とした景色や、全体像がはっきりと分かる状況に使う。

成語
一目で全てを把握する全体像をはっきり見る

例文

  • ,一览无余。
    Zhàn zài shān dǐng shàng, zhěng gè chéng shì yì lǎn wú yú.
    山頂に立つと、街全体が一望できます。
  • ,一览无余。
    Zhè fèn bào gào nèi róng quán miàn, ràng rén duì wèn tí yì lǎn wú yú.
    この報告書は内容が網羅的で、問題の全体像を一目で把握できます。
  • ,一览无余。
    Cóng fēi jī shàng wǎng xià kàn, dà dì jǐng sè yì lǎn wú yú.
    飛行機から見下ろすと、大地の景色が一望のもとに広がっています。

字源

複合語
构词法gòucífǎ
主谓zhǔwèi主語+述語

小さな文が一語に固まったもの。何かと、それが何をするか・何であるか。

一览一目で
一yī一览lǎn目で
偏正修飾+被修飾
无余残りがない
无wú欠ける余yú残り
动宾動詞+目的語

一览は「一目で」、无余は「残りがない」という意味で、一目で全てが見渡せることを表します。

この語を構成する漢字

物の絵ではなく、印や図式で抽象的な概念を示したもの。

一は横一画で書かれ、数字の1を表します。

一を開く →

漢字の大半(およそ五つに四つ)はこの作り。一方が意味を、もう一方が発音を示します。

この字源は繁体字の覽のもので、览はその簡体字です。

意味を表す部分形符xíngfú
見見jiàn見る
音を表す部分声符shēngfú
監
監jiān覽lǎn
音は離れてしまった音の部分は二千年前の手がかりです。今でも役立つことが多いものの、いつもではありません。

伝統的な形の「覽」は、意味を示す「見」(見る)と音を示す「監」を使い、簡体字の「览」は後から作られた略字です。

览を開く →

物そのものを描いた絵が、三千年をかけて数本の線にまで削られたもの。

この字源は繁体字の無のもので、无はその簡体字です。

簡体字の无の由来は繁体字の無です。無は雨乞いのために両手で牛尾を持って踊る人の姿を描いたもので、後に「~がない」という意味で使われるようになりました。そのため絵だけではその意味は分かりません。

无を開く →

漢字の大半(およそ五つに四つ)はこの作り。一方が意味を、もう一方が発音を示します。

この字源は繁体字の餘のもので、余はその簡体字です。

意味を表す部分形符xíngfú
音を表す部分声符shēngfú
余
余yú餘Yú
今も同じ音

繁体字の「餘」は「食」(食べ物)と音を表す「余」で構成され、簡体字の「余」は後から省略された形です。

余を開く →

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